サーブが裁判所に会社更生手続きを申請! [自動車]
スウェーデンの自動車会社「サーブ」が裁判所に会社更生手続きを申請したそうです。
サーブはもともとスウェーデンの航空機・軍需品メーカーである
SAABの自動車部門だったんですが、
他社の子会社になったりして、
現在は資本関係はありません。
我々が自動車会社として認識しているサーブは、
サーブ・オートモービル (Saab Automobile AB ) です。
航空機・軍需品メーカーSAABの自動車部門として1947年に設立され、
1990年にアメリカのゼネラルモーターズの出資を受けてSAABから分離して、単独の会社となり、
2000年から同社の完全子会社となりました。
2009年2月20日、経営悪化のために会社更生手続きに入り、
2010年にサーブ・スパイカー・オートモービルズとして、スパイカー・カーズの傘下企業となっていました。
実は、
1977年に量産市販車で世界初のターボエンジンを搭載した「99ターボ」を発売したのが、
このサーブだったんですね。
でも、最近は業績低迷が続き、資金繰りに苦しんでいたようです。
欧米のメディアによると、今年4月以降、生産が止まり、賃金の支払いも滞っていたそうです。
残念なことです。